「噛む」という機能は、美味しく食事をする、おしゃべりを楽しむなど生活の質を保つためには欠かせない行為です。また老化を防止し、消化機能を助けるなど、全身の健康とも密接な関りを持っています。当院では、「よく噛める」お口を取り戻すための入れ歯治療を行っています。
「保険治療の入れ歯は、よく噛めない」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし最初に精密な型取りを行うことで、保険でもしっかりと噛める入れ歯をお作りすることは可能です。
当院では保険の入れ歯の場合でも一人ひとりの患者さま専用の「個人トレー」を作製し、丁寧な型取りを行っています。また、印象剤(歯型を採る材料)には変形が少なく精密な型が採れるシリコンを使用し、2回に分けて歯型を採取。最初の型取りで作ったお口の模型に人工の歯を並べたものを使って、2回目の型取り用の受け皿を作製します。このような段階をしっかり踏むことで、入れ歯を入れた状態の噛み合わせに近い歯型を採ることが可能になるのです。
お口の中でより自然な形に入れ歯をフィットさせるためには、入れ歯を支える歯ぐきや頬の粘膜、頬の筋肉、唇やその周りの筋肉の動きなどをきちんと把握する必要があります。いかに自然な形を再現できるかが、「噛める」入れ歯を作るためには大切です。そのため、当院では2回の型取りを行い、お口の中に自然になじむ入れ歯をお作りしています。
当院の院長は、これまで20年にわたり600以上の入れ歯を作ってまいりました。こだわりの型取りと、その豊富な経験で磨いてきた「感覚」で、患者さまのお口にピッタリ合う入れ歯をお作りいたします。入れ歯のお悩みはお気軽にご相談ください。
当院では「目立たない入れ歯」「より違和感のない入れ歯」をお求めの患者さまには、ご要望に沿った特別な入れ歯をお作りすることも可能です。自費でお作りできる入れ歯にはいろいろな種類がありますが、患者さまのご希望やお口の状態に合わせてお選びします。
隣の歯に留め具をかけて固定するタイプの入れ歯は、留め具をかけている歯に負担がかかります。その負担が残っている歯に影響を与えることで、お口の状況が変化し、入れ歯を作り直さなければいけなくなることもあります。
そこで当院では、「コーヌスクローネ」や「オーバーデンチャー」といった、歯にかける留め具が無い、周囲に入れ歯と気づかれにくい入れ歯もご用意しています。
残っている歯に金属の土台を作り、その上から入れ歯を被せて装着します。「外れにくく違和感が少ない」「留め具を使わないため、外から見ただけでは入れ歯をつけていることがわかりにくい」というメリットがあります。
歯ぐきに残った歯の根を支えにして装着する総入れ歯。インプラントを2本だけ入れてしっかりと固定する「インプラント・オーバーデンチャー」もご用意しています。お口の中でガタついたり外れたりすることが少なく、残っている歯にも負担のない入れ歯です。
その他、金属の留め具のないノンクラスプデンチャー、磁石の力で支えるマグネットデンチャーなども取り扱っております。詳しくは当院までお尋ねください。
使用中の入れ歯がある場合は、調整します。
お口の中を検査します。
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯をつくるための「型取り」を行います。
型取りしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | △ | ○ | △ | ○ | ※ | × |
午前:9:00~12:30
午後:14:00~18:00
△:火・木曜午後は17:30まで
※:土曜午後のみ13:30~14:30
休診日:日曜・祝日
当院は質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認や電子処方箋のデータ等から取得する情報を活用して診療をおこなっています。